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ぼやけた視界が徐々に見えてくる。
死んでなかったのか。
セスに負けた時の記憶が蘇り状況も把握してきた。
「やあ♪意外とすぐに目が覚めたね★」
その声に脳が覚醒しはっきりと視界が見えるようになる。
同時にやってきた顔面の痛み。
これはかなり腫れているぞ。
目の前にはやはりセスが立っていた。
ここはどこだ?
畳がひかれて和室みたいになっている。
みたいと言うよりは完全に和室だ。
だけどかなり広い。
どこかの城の中か?
推察にしかすぎないが…………。
さらに自分の身体を見ると黒色の縄で縛りつけられている。
「ここはどこだ?」
セスの表情はニコニコしていた。
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