378人が本棚に入れています
本棚に追加
「うぅ……」
時間が経ち止血されていた傷口がひらき血が垂れてくる。
「答えろよ★」
今までにないくらいのセスの殺気が僕を襲う。
なんなんだ……
一体……
ノアの箱舟……。
言葉は聞いたことくらいはある。
だがそんなものは本当に知らない…………
「ノアの箱舟……沖田総司君なら新撰組で結構えらいはずだから知っているはずだよ★」
「し…らない……」
バコン!
再び振り上げた拳が僕の顔面を吹き飛ばす。
「仕方ないなあ♪
じゃあ質問を変えてあげるよ★」
セスは僕に背中を向け踊るように歩き出した。
「天草四郎♪」
最初のコメントを投稿しよう!