決戦に向けて

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「本当に運命の再会だね」 そう言いながら、まなみは二本の刀を身体の後ろに消すようにしまう。 今の納め方を見ただけでも結構できるとわかる。 案外、今の奴らを倒すつもりだったってのも嘘じゃないかもな。 「何でまなみが参加してるんだよ」 「参加してたらおかしい?」 まなみは少し微笑んだ。 やばい。 この笑顔に俺は惹かれたことを思い出す。 案外、単純だな。 俺の脳も。 「いやおかしくないけどさ……。一回戦はどうしたんだよ?」 「普通にクリアしたよ。8人も殺しちゃった」 !!! 淡々と喋るまなみに俺は少しびっくりした。 「とりあえずさあー、その辺の喫茶店とかでお茶でも飲もうよ。お互いびしょびしょだし」 「ああ」
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