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「―ガギゴギガガ……―」
発声しているのか機械音なのか、何やら奇妙な声をそいつは喋った。
完全にロボットだ。
敵までの距離は30m。
逃げるか?
右手の刃にはねっとり赤い液体が付着している。
ここに来るまでに大勢の人間を殺してきたのだろう。
スピードは?
早ければ逃げ切れない。
ハンビーが壊されれば中で全員全滅だ。
「―ガアアアアアギカガガ!!!―」
ロボットが機械的な奇声を上げた。
「仁!!!まぁ-も戦う!」
まなみが紅鬼を取り出しながらこっちに来る。
ロボットが左手を上げ、機関銃が俺に向けられた。
「―Bye-bye―」
!!!!!
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