決戦の幕開け-2-2

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「―ガギゴギガガ……―」 発声しているのか機械音なのか、何やら奇妙な声をそいつは喋った。 完全にロボットだ。 敵までの距離は30m。 逃げるか? 右手の刃にはねっとり赤い液体が付着している。 ここに来るまでに大勢の人間を殺してきたのだろう。 スピードは? 早ければ逃げ切れない。 ハンビーが壊されれば中で全員全滅だ。 「―ガアアアアアギカガガ!!!―」 ロボットが機械的な奇声を上げた。 「仁!!!まぁ-も戦う!」 まなみが紅鬼を取り出しながらこっちに来る。 ロボットが左手を上げ、機関銃が俺に向けられた。 「―Bye-bye―」 !!!!!
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