決戦の幕開け-2-2

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ズドン! 鈍い音を放ち大砲から球が発射された! 案の定、俺を目指し一直線に飛んでくる。 軌道には一寸の狂いもない。 覚悟するしかないな。 切り落とす! 俺は爪を振り上げた。 よし!こっちもうまくタイミングは合わせられそうだ!切る! 振り下ろした爪が球に接触する! なっ! かっ堅い!! 爪を弾き返され、そのまま鉄球に身体が飲まれ、吹き飛ばされていく。 バキゴキ。 直前にガードした腕が変な音を鳴らした。
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