二回戦終盤-2

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「斎藤。こちらからも最後に一つ聞きたい」 「なんじゃ?」 あの時。 あの時。 「あの時、ゲームに参加できなかった事を怒っているのか?」 「………………」 「俺は、お前を探し続けた。 だが…………。どうしても見つからなかった。 必死に探したのに」 「…………」 「本当にこんな形になって残念だ、局長責任でもある。すまない」 「何を今更…………」 「新撰組は三回戦に進む。北が勝つんだ!だから……だからお前を殺す!」 覚悟して言った一言だった。 「いくぞ━━━━━━━━━━!!!」 俺は、虎徹を抜き終えた。
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