二回戦終盤-2

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「ヒギヤァアア゛ア゛ァ!!!」 一つの頭が、耳の鼓膜が破れそうなくらい醜い音で叫けんだ! 俺は、顔を上に向けオロチを見上げた。 こんなのとどうやって戦えっていうんだよ……。 オロチの足元には、斎藤がいる。小さく見えるなあ。斎藤。 本当にデケェ。向き合っているが、斎藤より後ろの砂漠は、ほとんどオロチで埋めつくされている。 やるしかねえのか。 俺は、こっそりSGを敵に向けて赤外線ボタンを押した。 レベルは…………。 20000!!? 冗談だろ!!! ポセイドンの倍じゃないか! まずい。作戦考えないと。 !!!!! 突然、オロチが一斉に鳴き始めた。
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