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「ヒギヤァアア゛ア゛ァ!!!」
一つの頭が、耳の鼓膜が破れそうなくらい醜い音で叫けんだ!
俺は、顔を上に向けオロチを見上げた。
こんなのとどうやって戦えっていうんだよ……。
オロチの足元には、斎藤がいる。小さく見えるなあ。斎藤。
本当にデケェ。向き合っているが、斎藤より後ろの砂漠は、ほとんどオロチで埋めつくされている。
やるしかねえのか。
俺は、こっそりSGを敵に向けて赤外線ボタンを押した。
レベルは…………。
20000!!?
冗談だろ!!!
ポセイドンの倍じゃないか!
まずい。作戦考えないと。
!!!!!
突然、オロチが一斉に鳴き始めた。
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