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―――――――――――――和也
「「「「せーの!!!」」」」
よいっしょっと!!!
ガタン!!!
横に倒れていたハンビーを俺と真文、まなみ、吾朗で元に立て直す。
仁がハンビーに駆け寄った。まだ腕の傷が治りきってないからハンビーは俺たち4人で元に戻した。
「どう?」
まなみが聞く。
中から説明書を出して、ボンネットを開けて仁が必死に調べている。
「うん、時間はかかるけど、これなら、なんとかなる……故障してるけどな。部品交換で直るはずだ!」
「よかったー!」
真文が嬉しそうに笑う。
「本当に良かったな。
仁の腕も真文のおかげでくっついたしな!!!」
吾朗が手を叩きはしゃいだ!
…………。
ロボットも倒し俺はまなみと再会の挨拶をした。
そして今、みんなは笑っている。
だけど……。
俺はずっと気になっていた事を聞いた。
「おじさんは、なんでいないんだ?」
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