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目の前の光景が、一瞬にして炎の大津波が押し寄せるように埋め尽くされる。
俺は、フライシューズのスイッチを入れ、地を蹴り上げ飛び立った。
飛ぶスピードには、自信があるぞ!!!
上空に辿り着く頃に足元スレスレを炎が通過する。
ギリギリか!
グネグネと頭を動かしたオロチと目が合う。
16個の瞳は、俺を獲物だと完全に認識していた。
頭の一つが、口を大きく開け俺に向かって飛びついてくる!
ガブン!!!
それを寸でのところで俺は、交わした。
次々にオロチの頭が口を開け始めた。
3つが同じように俺に向かって攻撃をしてくる。
ガブン!!!
危ねーな!
まるで巨大な槍のような動き。
食糧を求めて、飲み込むために鋭く頭が突き刺さってくる。
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