二回戦終盤-2-2

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ドサッ。 斎藤が、砂漠に叩きつけられる。 俺は、その目の前に着地した。 「斎藤…………」 両手を砂につけ、ゆっくりと斎藤が起き上がった。 「まさか……局長が虹の力を隠し持っていたとは……驚いた」 「俺の力じゃないんだ」 不思議そうな顔をする斎藤。 「少女が力を貸してくれた」 「くくく。なるほど。そういうわけか」 「何か知ってるのか?」 「まあな」 斎藤は一人で納得したように頷いている。
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