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――――――――――沖田総司
ダックスホテルの5階。
近藤さんから従業員用の休憩室に来いと呼ばれていた。
今、僕はその入り口のドアの前に立っている。
何の話だろう……。
僕は、ノックをして扉を開けた。
早く宴に僕も行きたいんだけどな。
「来たか」
近藤さんが僕と目が合い声を掛けてきた。
他には卑弥呼さんに聖徳太子さん、信長さんがいる。
何の話だろう……?
「座ってくれ」
僕は言われるがままに、みんなが座っている一つの椅子に座った。
「何の話ですか?」
4人とも顔が真剣な表情をしている。
信長さんが口を開いた。
「裏切り者についてだ」
!?
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