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主に活躍したのは、新撰組。
各隊がそれぞれの地方へ飛び、SGの地図情報で南の人間を探していく。
地味な作業だが、そのおかげで3ヶ月経つ頃には、本当の二回戦の終わりがみえてきていた。
だからそろそろ俺も、行かなくちゃならない。
謝らなきゃいけないのは、今日はすごく仁にとって大事な日であったから。
まあそれは俺らにとっても今後、重要になってくるんだけど。
さて。行くか!
あっ。
「優君!」
「はあはあ。間に合った!
和也君。まだあまり無理したら駄目だからね。
無茶だけは、しないでね。言葉が悪くなるけど、和也君はまだ初心者なんだから」
優君が心配してるのは勿論、怪我のことじゃない。
「ありがとう。大丈夫!じゃあみんな、行ってくんな!」
俺は、一度手を振り足に力を入れた。
フライシューズのスイッチが入る!
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