新しい一歩

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どうせバッジを渡すって言ったって今回は、皮膚に張り付いた入れ墨なんだから渡せるわけねえだろ。 皮膚を剥がせってのか? 俺はおじさんの事を馬鹿にするのだけは、許さない。 殺す。 久々の実戦だ。 数ヶ月ぶりか。 今まで優君としか戦ってなかったからな。 リアルな命懸けの戦い。 『devilish water使うんか?』 「いや、要らないだろう」 さっきのバッジの言葉だけでもわかるがこいつら一回戦のルールが抜けきっていない。 下手したら二回戦は、逃げ回ってただけなんじゃないのか? そこでたまたま一人の俺を発見した。 こんな感じだろ。 「なに一人で喋ってんだ!?ははは!」 「黙れ」
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