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俺はボス猿のところまで歩き、睨みつけた。
黙りこくったまま敵を睨みつける。
喚き出す三人。
「なんだよ!黙ってないでなんとか言えよ」
敵は三人共、マシンガンを所持し、それは一斉に俺へ向け構えられる。
『和也!抜くんや!生身やとさすがに死ぬで!』
大丈夫だよ。闇刀。
心配すんな。
全く死ぬ気がしない。
敵が引き金を引く前に殺せばいいんだろ?
こいつら弱そうじゃん。
『せやけどなあ』
まあ見てろって
「ほら!黙ってないでなんとか
ジャラジャラ
右腕に装着された地獄鎖の籠手。
俺は左手で鎖を引っ張り出して、そのまま右腕を振り敵に投げつけた!
言え」
敵の言葉が途切れる!
ジョボ
目の前で飛んでいった鎖は敵の心臓あたりを貫き通し、少量の血しぶきが舞う。
他の二人の空気が一瞬にして凍りついた瞬間に、俺は貫いた鎖を引き抜き、そのまま二人へ投げつけた!
ジャラジャラ
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