二回戦終了

10/18
前へ
/23ページ
次へ
「この子達は、支給品となるはずだったのですが、今回、三回戦のために起用されることになりました」 何本もの鉄格子が並んだ、暗い廊下には、目をギラギラと光り輝かせ、殺気立ったモンスター達が潜んでいた。 暗闇のおかげで目玉しか見えない……。 大小様々だが、画面越しにすら、威圧感を感じる。 再び画面は、切り替わり中峰アナが映し出された。 「なお、モンスターは、全国各地にバラまかれますが、虹玉と虹石の近くには、よりランクが高いモンスターが配置されます。 また一匹だけ、レベル30000超えのフィフスS(SSSSS)ランクがいるので要注意して下さいね」 淡々と話す楽しそうに話す中峰アナ。 え?30000って!? 新撰組の目的から逃げ出したくなる。
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!

418人が本棚に入れています
本棚に追加