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ゴオォオオォオ!
前後、左右の木は激しく燃え上がり、進むほど、暑さが増していく。
俺は、木の間をすり抜けて、前に進んだ!
同時にスタートした仁は、時空を切り裂く爪を使い、風に乗ったり、時空ホールで違う場所へ飛んだりとうまく進み、50m程の差があっという間にできてしまった。
『お前もとばさんかい!!!』
闇刀がイラつきながらも俺を怒鳴りつける。
「わかったって」
ジャラジャラジャラジャラ
右腕から地獄鎖を引き出して、俺は離れた木へ投げつけた。
バツン!
引き寄せられ、一気に身体は進んでいく。
!!!!!
少し開けた空間が見える!
あそこが中央だ!
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