338人が本棚に入れています
本棚に追加
水は、手から大量に溢れ出し、高波のような壁が出来上がる。
!!!!!
高くそびえ立った壁のような波にいくつかの渦ができ、銃弾を次々に飲み込んでいく。
ザッブーン!!!
波は地上に崩れ、地面には大量の水が広がった。
春雨と花道院、フィフスSランクの姿が見える。
フィフスSランクの身体の変化が終了していた。
たてがみが生え、姿は完全に黒いライオンとなっている。
「クククク。
おもちゃにするために連れて帰るネ。
楽しみアル。
久しぶりに肉を切り裂いて苦痛で顔を歪めて、悲鳴を上げ続ける姿を見れるアルよ」
「春雨。
本来は、プレイヤーに手を出してはいけないんですがね。
特別にノア様、保護の邪魔をする者として制裁を許します。
なるべく原型を保ったままにしてください。
あの銃を構えた方は、私が実験材料として使います」
なんなんだ!こいつらは!
俺らまで捕まえる気か?
予定外だ。こんな奴らが来るなんて。フィフスSランクが小さい存在に感じる……。
捕まった後の事を考えるとゾッとするな。
「うわあああああぁあ!」
白石が叫び声を上げて、手をかざす。
能力発動だ。
最初のコメントを投稿しよう!