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と思った瞬間には、爆発音が鳴り響く。
見えていた影が雨のようなものになり地上へ降り注ぐ光景がはっきりと見えた。
『あれはアカンやろ!』
「どうした?闇刀?」
『め、めちゃくちゃ強いで』
闇刀の声は明らかに動揺していた。
強い?今のモンスターらしき物体はお前がビビる程の強さなのか?
そこで仁を見ると、表情がひきつっていることがすぐにわかった。
仁が口を開く。
「か、和也……気づいたか?」
……………俺にはただ単にモンスターにしか見えなかったけど。
俺は黙って首を横に振った。
「今、あの動物の上に化け物がいた」
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