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「化け物?あのキリンみたいなのじゃないのか?」
俺は、闇刀と仁を順番に見た。
『アホか!
気づかへんかったんか?
あれも十分化け物やけど、その上にいた奴や!』
わからなかった……。
『ボケェェ!
どんだけ鈍感やねん!』
仁の表情がどんどん引き締まっていく。
「ああ。今、キリンの上に確かに二人いた。
どっちかわからなかったが、片方が何て言うか……化け物としか言いようがない程、不気味な物を感じた。」
あれ?ってか仁に闇刀の声が聞こえてる?
いつからだ?
『もうだいぶ前や!
お前がびびって寝てる時からや!』
「みんな!集まってくれ!」
仁が散らばっている真文、まなみ、絵菜さん、友希さんに少し大きな声をだして呼びかけた。
その瞬間!
激しい地響きが高鳴り、爆発音が轟く!
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