白神山地-2

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爆音が鳴った方を振り向くと、先程、キリンが液体化し着陸した場所が炎上している。 沢山の木が燃え盛り、一面が炎に包まれている。 ゴォオオォオォォオ!!! 「きゃあ!何あれ!?」 真文が小さな悲鳴を上げ、手を口に当てて、燃え盛る炎を見た。 「おそらく高杉隊長だろうな」 仁が冷静に答え、さらに続ける。 「全員、虹石は見つかったか?」 俺を含めた5人が同時に頷く。 「よし! 俺は様子を見に行く! 他は先に戻っててくれ」 !!!!! 「仁、何言ってんだよ」 『お前も行くんや』 わかってるって。 「仁!駄目だよ!!! 帰ろうよ!」 真文が仁に掴みかかった! 「俺は、新撰組の六番隊の隊長なんだ!!!」
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