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爆音が鳴った方を振り向くと、先程、キリンが液体化し着陸した場所が炎上している。
沢山の木が燃え盛り、一面が炎に包まれている。
ゴォオオォオォォオ!!!
「きゃあ!何あれ!?」
真文が小さな悲鳴を上げ、手を口に当てて、燃え盛る炎を見た。
「おそらく高杉隊長だろうな」
仁が冷静に答え、さらに続ける。
「全員、虹石は見つかったか?」
俺を含めた5人が同時に頷く。
「よし!
俺は様子を見に行く!
他は先に戻っててくれ」
!!!!!
「仁、何言ってんだよ」
『お前も行くんや』
わかってるって。
「仁!駄目だよ!!!
帰ろうよ!」
真文が仁に掴みかかった!
「俺は、新撰組の六番隊の隊長なんだ!!!」
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