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「な、なぜ?
何故、あなたがここにいるんですか!?」
俺は、天草さんの背中の『誠』に向かって叫んだ!
「それは今は秘密ですね。
はい。
あとで言います。
それよりあなた方は、逃げなさい。
ここは、私一人で大丈夫なので。
あの女の子達が危険なのですよね?
早く行ってあげなさい!」
「一人って……そんな無茶苦茶な!」
「私を信じなさい!」
天草総長が首を動かして横顔を見せる。
目は自信に満ち溢れ、その強さを物語っていた。
「あ、ありがとうございます!」
俺は反応的に返事をしてしまった。
時空の穴を作らなきゃ!
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