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「どうする?和也」
迷ったあげく俺は和也に答えを求めた。
自分で思うのも変だが、珍しいな。
こんな大事な選択を人に聞くなんて。
「くっ!」
同じことを考えていたんだな。俺の質問に答えず、和也は歯を食いしばった。
!!!!!
茶髪メガネが白石さんの身体から腕を抜き、下に落ちて着地をする。
それと同時に空中から崩れ落ちてきた白石さんは地面に横たわった。
茶髪メガネが口を開く。
「厄介な事になりましたね。
まさか秋醒と同じ技のあれを投げるとは」
あきさめ?
「黒タマゴ。
すぐにノア様を追いなさい!
なあに。こっちは全く問題ありません。
実験材料が増えただけですよ」
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