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ズザザ―
後ろに下がり、足を引きずり土埃が舞う。
大量に溢れる血液。信じられない程、ドクドクと脈をうち、身体が震え始める。
ガチャン!
見なくてもわかる!
ハンビーのドアが開いた音だ!真文が開けたに違いない!
「ぐるなああ゛ぁ!
早くいげえぇ!」
私は、最早、悲鳴とも言えるような声をあげた。
敵から目を背けるわけにはいかない!
ねえ? 仁。
今、頑張ってるよ!
左腕を使うためにも右肩を手で抑えるわけにはいかない。
左手しか使えないけど…………私は、紅鬼を握りしめた。
大丈夫。大丈夫。
敵を倒すことだけを考えろ。
私は、再び敵に向かって走った!

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