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声がした方に視線を向けると、人相が悪い全身、黒の服装に身を包んだ奴らが二人立っている。
なるほどな。セスも服の色が黒だったが、黒の盗賊の意味がわかったぜ。
敵が持っている武器は、拳銃に槍か。
既に拳銃は俺の方へ真っ直ぐ構えられている。
秋醒が女だから俺に向けるのは正解だな。
『どうするんだ?
私は、目的のため、または悪以外を斬るために使われるのはもっとごめんだ』
だけど死ぬのは、もっとごめんだろ?
『そうだが……』
カチャ
俺は、刀の柄を掴み、親指で鍔(つば)を持ち上げた。
だったら、斬るしかないだろう。
それにこいつらは、十分、悪だから安心しろって。
『君を信用し任せる』
じゃあ行くぜ!!!
「あっ待って★
その人達は、お客様だから♪」
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