夏鮫の謎解明その②

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声がした方に視線を向けると、人相が悪い全身、黒の服装に身を包んだ奴らが二人立っている。 なるほどな。セスも服の色が黒だったが、黒の盗賊の意味がわかったぜ。 敵が持っている武器は、拳銃に槍か。 既に拳銃は俺の方へ真っ直ぐ構えられている。 秋醒が女だから俺に向けるのは正解だな。 『どうするんだ? 私は、目的のため、または悪以外を斬るために使われるのはもっとごめんだ』 だけど死ぬのは、もっとごめんだろ? 『そうだが……』 カチャ 俺は、刀の柄を掴み、親指で鍔(つば)を持ち上げた。 だったら、斬るしかないだろう。 それにこいつらは、十分、悪だから安心しろって。 『君を信用し任せる』 じゃあ行くぜ!!! 「あっ待って★ その人達は、お客様だから♪」
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