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「崩壊……?
無くなるのか!?」
「はい。
パラレルワールドの寿命は、ノアが作った際にランダムで決められます。
そこまでは、ノア自身も力をコントロールできないのです。
パラレルワールドは、別名、ゴミ捨て場と言われ、壊れた支給品や、皇帝陛下にとって、反乱が起きそうな能力、つまり不利な能力を捨てる場とも言われています」
そんなことがわかっても、一体どうすりゃあいいんだ!?
……………………。
そうだよな。歳。
落ち着いて、少し考えればわかるじゃないか。
目的は、変わらない。
運営委員会を倒せばいいことだ。
たった、それだけじゃないか。
「この世界は、あとどれくらいで終わるんだ?」
「それは……私にもわかりません……」
なるほどな。
俺は、椅子から立ち上がり卑弥呼に話しかけた。
「会議を開こう。
総長、参謀、隊長達を全て集めてくれ」
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