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卑弥呼に慰められ、頷いた恵美が、俺を見ながらゆっくりと語り出した。 「私達、運営委員会は、この時代より遥か先から来た未来人です。 未来では、他の星との戦争に明け暮れて、次々に戦いが行われています。 一つの星との争いが終われば、また次の星へ。 永遠に終わらない戦いです。 勝てば星を奪い、その星の文明を吸収していくのです。 このsavanna GAMEは、その戦争に役立てようとデータ採集のために行われています」 なるほどな。江戸にいた頃から考えれば、信じられない話だが、こうやって俺自身が未来に来ているんだから、信じるしかない。 さらに恵美が語る。 「savanna GAME運営実行委員会とは、そのゲームを管理する人間達のことです。 未来で一番偉いとされている皇帝陛下の指揮の下、ゲームは行われています。 すみません。ちょっと紙とペンを借りてもいいですか?」 卑弥呼が紙とペンを差し出すと、彼女は、せっせと何かを書き、終わると俺達にそれを見せてきた。 「これが運営委員会の構成になっています」
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