目的-2

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覚悟を決める時は、近いな。 「虹玉と虹石探しは、どうなってる?」 俺は、全員を見渡しながら聞いた。 「そんなら、とっくに手に入れたぜよ!」 竜馬が虹玉を掲げると、他の隊士も懐から出して、見せた。 あと、手に入れてないのは、俺と総司、卑弥呼、聖徳太子に信長か。 天草は、大丈夫だろう。 高杉はどうしたんだ? まあ万が一持ってなくても、誰かからもらえばすぐに片づくだろう。 「引き続き、虹玉、虹石探しは、全隊士に一つ渡るまでしっかりやってくれ。 だが、あんまり屯所からは離れるな。 今日から毎日、敵との対決に向け、会議を開く事にする。 モンスターが来た時の場合に備え、屯所も守らなくてはならない。 歳の埋葬は、俺がやっておく。 朝方にみんな、すまなかったな。 ゆっくり休んでくれ」 俺の言葉が終わると、ざわつきながら、立ち上がり、部屋からみんな去っていく。 総司は、変わらず虚ろになりながら部屋を出て行った。 会議が終わった。 部屋に戻るか。
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