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「え、え!?
私ですか?」
急に質問したのが、いけなかったのか、絵菜さんは、戸惑い、慌て、何故かわからないが照れながら言った。
「弥生時代です」
「じゃあ元々、卑弥呼さんとは知り合いなんだ」
「はい!
卑弥呼隊長とは、私達の時代のsavannaでお供させていただき、優勝して、この時代に来ました」
となると、絵菜さんも結構偉い人なのかな?
卑弥呼は、邪馬台国の女王だ。
その女王と共に生きた事でも身分は高いんじゃないか?
俺は、一つ疑問に思った事を聞いた。
「佐伯、と絵菜って、ちゃんと名字と名前があるけど、弥生時代からその名前なの……?」
「え…………!?」
まあ卑弥呼さんのとこは、だいたい女性隊士で、なおかつほとんどのメンバーが弥生時代から来ているってのは耳に挟んでいたからな。
んなはずがないってのは、わかってたけど。
絵菜さんは、これまで以上に慌てて、死にそうな程、目が左右に泳いでいる。
「ごめんなさい!」
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