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「それでは皆さーん!!!四回戦が始まるまでは手を出しちゃ駄目ですよ!よろしくお願いしまーす!」
画面は切り替えられ四回戦までのカウントダウンが始まる。
生まれて初めて女を本気で斬りたくなった。それほどイラつきは増して心から怒りの感情が湧いてくる。
ざわめく会議室内。俺は大声で呼びかけた!
「おちつけえぇええ!慌てるな!」
一瞬で静まり返り、一斉に視線が俺に集中する。
「奴らが企んできたのは、おそらく内部を混乱させるためだ!
うろたえるな!
時間もあれば道は沢山あるはず!」
違うな。うろたえているのは俺の方だ。
焦るな。この事については、まだ時間もある。
くそっ。毎日、運営委員会との決着にむけて会議を開いていたがこれでしばらくは無理そうだな。
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