292人が本棚に入れています
本棚に追加
「ああ。 どっちにしろ任務はこれじゃあ無理だろ。 一度、退却して集会に参加してからだ。 秋醒、帰るために穴作ってくれ」
「うん。 了解」
秋醒が両手を掲げて異次元ホールを作っていく。
「夏鮫。 いつ襲撃するアルか?」
「だからまだわかんねえって! とにかく帰ってから戦争の準備だろ。 8万人のプレイヤーが加わったから、おそらく総戦力だろ」
この答えに冬冷が下がった眼鏡を中指で上げて口を開いた。
「きっと決めたのは皇帝陛下様でしょうね。 あの方は気まぐれですから」
俺達は顔も見た事もねえけどな。
面を知っているのは、皇帝陛下直属部隊にノアだけだからな。
「キャハハハハハ! できたよ!」
最初のコメントを投稿しよう!