決勝戦へ向けて

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渋谷和也――――――――――― なんだ!? 何が起きたんだ!? 突然、耳を攻撃するかのような巨大な音が辺り一帯に鳴り響く。 近くからも聞こえて、遠くからも音が届けられる不思議な感覚! こ、これは! 全てのSGが同時に鳴っているんだ! 一つ、一つの音が重なって……だからこそ、こんなに巨大な音になるのか! ピピピピピピ! ピピピピピピ! 俺はSGの画面に視線を落とした。 新着メールが一件きている。 俺は迷わずenterkeyを押してメールを開いた。
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