決勝戦へ向けて

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「はい……大丈夫ですよ」 ッシャア!!! ッシャア!!! ッシャア!!! 心で叫び、無言でガッツポーズを繰り返す。 これはもう今、告白しても99%の確率でお付き合いしてくれるんじゃないでしょうか? 何の根拠もありませんが、私の直感がそう言ってます! 「それでは一階で待っているので来ていただいてもよろしいでしょうか?」 焦っちゃ駄目です。 告白なんて。 今日は修業の成果を見せるだけです。 「わかりました。 あの、今起きたばかりで用意に少し時間がかかりますが大丈夫ですか?」 ノープログレム! 問題ナッシング! 「はい。 ゆっくり来てください」 私はそう言って受話器を置いた。
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