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比良はまるで我慢していたものを全て吐き出すように喋り続ける。
「オラは狩りには絶対的自信があります!
二番隊ならやれる自信があるんす!
出来れば高杉隊長も貸していただけたら、もう間違いないっすよ!」
熱くなると現代に来る前のクセで一人称がオラになるんだったな、こいつは……。
「そんな勝手な意見、駄目に決まってるだろう」
比良に睨みを利かせて古手川が言った。
「お言葉ですが、オラより年上であるんでしょうが、新人隊長よりは色々とわかってるつもりっすよ!」
「おい。 やめろ。 比良」
総司が立っていた比良の袖を引っ張り、優しい言い方で諭して席に座らせた。
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