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近藤勇――――――――――――
全員が集まり、静かになった頃。
今日は立花が中央に座り、会議が始まった。
以前に俺に話してくれた運営委員会の事を立花は全員に丁寧に説明してくれ、やっとそれが終わる頃、信長が口を開いた。
「それで運営委員会のアジトはどこにあるんだ?」
「本部は実際にはこの世界に存在しません」
存在しない……?
それはどういうことだ?
説明に疲れたのか立花は机に置かれた麦茶のペットボトルを飲み干してから、話を続けた。
「運営委員会の本部は、異次元の空間の中にあります。
空間の中に強大な要塞が存在し、そこを拠点に動いているんです。
名前は“メトロノーム宮殿”」
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