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や、闇刀?
『待て! 二人には聞こえへんようにしとるから、そのままでおれ!』
つーか、今まで何で黙ってたんだよ!!!
刀も抜けなかったし……お、俺、死にそうになったんだぞ!
「どうした? 和也?」
俺が動揺したせいか、仁が気をかけてきた。
「いや、闇刀が!」
「闇刀?」
視線が闇刀に集まる。
「いや何でもないんだ!」
仁と真文には後で話すか。
『とりあえず話は後や』
くそっ。仁なんか声を聞いた事があるんだし、もうこの際、真文にも聞かせてやっても良いと思うんだけどな。
『これから話す内容は聞かれたくないねん』
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