全面戦争まで-2

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やっぱりそうなのか。薄々というか、なんとなくわかってたけど、仁は出撃部隊。 仁はさらに喋り続ける。 「俺は少しでも多くの敵を自分から倒しにいきたいんだ。だから出撃でいく」 少し間が空いた後、仁は質問してきた。 「和也と真文はどう考えていたんだ?」 俺は…………俺は……。 闇刀が使えなくなった今、迎撃がいい。 そりゃ、まなみや吾朗の仇を取りにいきたいさ。 少しでも多くの敵を倒しに。 でも戦いに行っても、戦えず死ぬのが落ちだ。 「ごめん。真文には話してなかったけど、俺は今、闇刀が使えない状態なんだ。だから迎撃部隊に出願する」 真文が驚いたような素振りを見せたが、聞かずに押し黙ってくれた。 「じゃあ和也は迎撃な」 「私は……」
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