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出撃部隊で、少しでも多くの敵を倒す。
それが土方さんの仇にも繋がる。
掌を顔に被せて、眩い光を防いだ。
僕が見ている空は青く、雲一つない快晴が広がっている。
「土方さん」
あなたに会えて、本当によかった。
僕はあなたを忘れません。
あなたのために勝利を捧げます。
あなたはこれまで沢山の教えを僕に与えてくれました。
空からゆっくりと、安心して見守っていて下さい。
僕は力がある限り、頑張ります。
もし僕がそっちに行ったら、どうしますか?
あなたなら怒りそうですね。
わかっています。
僕は必ず生き残ってみせますから。
「フェニも頑張ろうな」
「クェエエエ!」
フェニが飛び続け、風を切り裂く。
僕はその風が心地よかった。
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