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「!」
声がする直前に突然目の前に仁と同じような時空の穴が出現し、そこから誰かが出てきた!
ぶつかる!
と思った矢先にそいつは俺をヒラリと避けた。
俺は止まる事が出来ずに、黒い穴を突き抜ける!
あいつは……あいつは……!
一瞬しか見えなかったけど間違いない!
俺の命を狙ってる奴の仲間だ!
景色がガラリと変わり、慌ててフライシューズに急ブレーキをかけて振り向くが、穴はもう塞がっていくところだった。
「っざけんな!」
穴はみるみる内に縮み、あっという間に消失した。
な、なんだ? 何が起きたんだ?
『和也!』
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