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闇刀に名前を呼ばれ、俺は塞がった穴から視線を外した。
後ろに誰かいる……。
そっと振り向くと……………………。
やっぱりあいつが立っていた。
「はははっ。釣れた!釣れた!おもしれえ!」
腹を抱えて馬鹿笑いしている。
夏鮫……。俺の命を狙ってきている張本人だ。
夏鮫は薄ら笑いを浮かべて語り出す。
「いや~最高だな。まさかこれで釣れるとは。俺達はお前等が確実に一直線に飛ぶのを待っていたんだ」
お前等? 俺達?
その言葉に引っかかる。
初めから狙われていたのか?
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