全面戦争-2

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「知ってるよ。 じゃあ、俺がお前と戦う理由を話しとくよ。 闇刀は友達だから、失うわけにはいかないんだ。 だから俺はお前と戦うよ」 「ハハハハハハ! くっだらない理由だなっ! ハハハハハハ! お前、バカか? こっちは世界がかかってんだよ! 未来がかかってんだよ! 過去より現在が大切で、ましてお前はパラレルワールドで作られた人形。ゴミなんだよ」 夏鮫の言葉が胸に突き刺さる。 こいつは闇刀を手に入れて未来を救おうとしているんだ。 それは決して悪い事じゃない。 つ~か、むしろ良い事だよ。 救うためにターゲットになったのが、たまたま俺なんだ。
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