全面戦争-2

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でも闇刀と俺は生きたいんだ。 生きるんだ。 死ぬわけにいかないんだ! 「俺は死なない」 俺は闇刀の柄をギュッと握り締めた。 身体に取り巻く、黒煙が心地いい。 『絶対生き残るで~!』 夏鮫は白い刀の柄に手を伸ばして、握らずに指を添えた。 「バカだな。お前。じゃあめんどくせえけど、戦ってやるよ」 夏鮫から殺気が放たれ、俺に突き刺さる。 手元をしっかり見ろ。 刀から目を離すな。 次の瞬間……。 添えていた指がしっかりと柄を握った刹那。 手元が見えなくなった。 斬撃がくる!
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