全面戦争-2

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何も見えないが、前方に壁もなさそうだな。 とりあえずは飛び続けてみるか……。 いや安易すぎるな……、一旦止まるか。 この暗闇の中じゃ何があるかわからないからな。 とりあえずモンスターの気配はない。 俺は足場を確認しながら、ゆっくりと着陸した。 コツ── 地面はコンクリートのように硬く、着地した瞬間の足音は綺麗に反響した。 フライシューズのエンジンが静まると、完全な無音と闇の空間が訪れた。 何もない音と視界を奪われた事により心に窮屈さを感じる。 一体、どうなってんだ!?
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