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何も見えないが、前方に壁もなさそうだな。
とりあえずは飛び続けてみるか……。
いや安易すぎるな……、一旦止まるか。
この暗闇の中じゃ何があるかわからないからな。
とりあえずモンスターの気配はない。
俺は足場を確認しながら、ゆっくりと着陸した。
コツ──
地面はコンクリートのように硬く、着地した瞬間の足音は綺麗に反響した。
フライシューズのエンジンが静まると、完全な無音と闇の空間が訪れた。
何もない音と視界を奪われた事により心に窮屈さを感じる。
一体、どうなってんだ!?
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