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沖田総司―――――――――――
「君は一体、誰だ!?」
メトロノーム宮殿にあと少しで辿り着くところで、和也君が穴に飲まれてしまった。
僕は和也君の後ろをついて行っていたから、何が起きたのかすぐにわかった。
ピンク色の髪、花柄のワンピースの女性が突然時空の穴から出現して、和也君を閉じ込めた。
今、目の前にはその女性が空中で停止し、僕の前に立ちはだかる。
「かずやあああ!」
古手川君が異変に気付き、慌てて戻ってきた。
「キャハハハハハ! 和也君が気になる~?」
僕の質問を無視し、女性は楽しそうに笑った。
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