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背中からバサバサと暴れながら翼が生え始める。
360度、地面から黒い光が沸き上がり、アスファルトが崩れる。
視界が真っ赤になり、まるで血液を通して見ているような景色。
夏鮫にも異変が起き始めた。
真っ白な光刀が発光した瞬間に白い炎を纏い、熱気を感じさせる。
あれは闇刀で言えば、devilish fireか?
ヒャハハハハハハ!
まあどうでもいいんだけど。
『相手は多分やけど、スキルの種を持っとるで!
何かわからへんのやから、慎重にいこか!』
うるせー。バカ
俺は地面を蹴り、夏鮫に向かって走り出した!
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