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走りながら手を刃へと変形させていく!
腕の中では不気味な音が鳴り響き、黒い刃へと形を変え始めた。
なんて軽いんだ。
自分の普段の腕よりも軽く感じる。
腕の肘から先が黒く変色して、鋭い刃が伸びていく。
足も重みが全くなく、信じられない程、素早く前に踏み出せる。
あ──こりゃ最高だ。
誰にも負ける気がしねえよ。人類?
いや、全世界で最強だろ。こりゃ。
ヒャハハハハハハ!
夏鮫の全身を白く光り輝く炎が包み終えて、刀との一体化が終わったようだ。
バロー! 闇刀、パクってんじゃねえよ!
「お前に死んでもらわなきゃ未来は救えないんだよ!」
光り輝く眩しい炎の奥で夏鮫は口を開き、そう言った。
夏鮫と俺の距離は縮まり、激突する!
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