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僕の視界は真っ暗になった。
意識があるのか、ないのかわからない。
寝ているのか、起きているのか。
全身がどんどん冷たくなっていく感覚。
あー。これが“死”か。
意識が離れてくんだけど、重たくない。
身体が地面から浮いている気がした。
変装だったなんて……。
僕には絶対に勝てない相手だ。
仲間を傷つける事はできない。
近藤さん、すみません。
僕はもう駄目です。
和也君……ごめんね。
君のとこへ行けなかったよ。
僕は駄目だったけど、必ず生きて残って欲しい。
突然、僕の身体があったかくなったような気がした。
暖かい。
友希さん、ごめんね。
新撰組のみんな、ごめん。
そして…………さようなら。
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