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オラはエンジンを低速にし、急激に停止した!
ブレーキをかけたように、足が宙を滑っていく。
見渡す限り、完全にフィフスSランクはいない。
まさか、途中で諦め……た?
いやそんなはずはないっす……。
さっきまで確かに……後ろに、あの黒ライオンの殺気を感じていた。
だが見渡す限り、どこにもいない……。
一体、どこに消えたんだ?
嫌なトラブルだな。
無性に手が汗ばむ。予想外の展開だ。一度、追いかけて来てから、途中で諦めるなんて……。
360度どこを見渡しても、敵はいない。
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