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改めて前方、右、左、後方を確認し、最後に上と下を見るが敵の姿はどこにもない。
一度、高杉隊長に連絡を取るか……？
緊張感が走り、常に周りを警戒するが、やっぱり気配さえも完全に消え失せてしまった。
途中で引き返したのが、妥当な考えっすかね。
戦地からだいぶ離れてきたもんな……。
仕方ない、ここは一度、高杉隊長に電話ヲシ…………！
真上から巨大な殺気を感じる！
オラは慌てて、空を見上げた。
星が煌めく夜空。一つの光が流星のように、オラに向かって降ってきた！
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