228人が本棚に入れています
本棚に追加
一気にエネルギーは十字路からフィフスを押していき、流れていく!
「まずい!」
エネルギーによって塞がれていた十字路が開通し、比良を発見する。
俺は、急いで比良の元まで駆け寄り、身を伏せた。
いつまでも押し続けるかと思われたエネルギーの球体は、押していく途中で膨張し大爆発を起こす寸前だった!
今までにはない程、地は揺らぎ、激しい爆発音が轟く。
俺は爆発を避けるために、左の十字路に比良と共に隠れたが、それでも危うい。
目の前の建物が爆発からの盾となっているが耐えられず、崩壊しそうだ。
激しく揺れ、凄まじい叫び声が同時に轟く。
それは今まで聞いた中で、一番苦しそうな叫び声だった。
俺は倒れる比良を庇いながら落ち着くまで待った。
最初のコメントを投稿しよう!