228人が本棚に入れています
本棚に追加
エネルギーは、フィフスの両腕により徐々に後方へ下がっていく!
消滅、あるいは上方に軌道を逸らされる、最悪跳ね返される可能性が高い。
もう、これで駄目なら手はねえ!
「ゥヴヴアアアアゥヴヴァァァァァ!」
フィフスの黒い両腕によりエネルギーがさらに持ち上がった!
あと少しでエネルギーの軌道を変えられてしまいそうだ……。
これまでか…………!
「 ! 」
懸命に軌道を変えようとしていたフィフスの両腕に、異変が起こる。
それはまだ小さいかもしれないが、玉子の殻にひびを入れたようにわずかに亀裂が走った。
もしかして……。
奴も限界なんじゃないか……?
俺はゲベール銃を拾って前へ走り出した!
最初のコメントを投稿しよう!